今年の夏は農業にとって大変な年でした。高温と少雨で、野菜は悲惨です。夏野菜(トマト、キュウリ、ナス、オクラ、シシトウ)を植えましたが、トマト、キュウリ、シシトウは枯れてしまいました。約1ヶ月ぶりに雨降り、ナス、オクラは何とか復活してくれました。私は10年以上家庭菜園をしていますが、こんな年は初めてです。

 気持ちを切り替えて、秋冬野菜の種まきをしました。キャベツの種まきをしたところ、徒長と言ってヒョロヒョロの苗になってしまいました。日照不足や水の与えすぎと言われていますが、心当たりがありません。おそらく高温のせいかと思われます。

 しかし、こんな時だからこそ勉強できました。YouTubeの農業係番組を見ていると、徒長の対策がありました。イネニカという資材を使うと徒長が抑えられるとの事で、さっそく使ってみ ると、上手くいきました。イネニカはケイ酸カルシウム資材で石炭火力発電の副産物のようです。

 他にも食酢、石灰、てんとう虫などの益虫が[農薬]であることです❓無農薬と表示して販売することはいけないらしいです。自分の畑では薬を使用していなくても、隣の畑で使用すると、農薬がかかってしまう。色々面倒くさいです。農業系YouTubeのことを農チューバーといいますが、この[無農薬]の話題がバズリました。以前、私も無農薬と言っていましたが、気を付けなければなりません。自然農法・自然栽培をしている人の間でも【あれは自然農法ではない!】とか騒いでいる農チューバーもいます。やれやれです。大きな括りでオーガニックですが、化学物質、鶏糞や牛糞は使いません。動物の飼糧に化学物質が使われていて、糞尿に排出されるからです。自然農法・自然栽培の野菜サンプルを検査機関で調べてもらって、【化学物質が○○以下=安全のお墨付き】でも、もらいたいです。

  今年の夏の試練は私にとっては大変勉強になりました。農チューバーの情報で多くの事を学びました。先ほどのイネニカ・ケイ酸カルシウム資材。バイオスティミュラント(EM菌・納豆菌・光合成菌・乳酸菌・酵母菌・菌根菌・放線菌・根粒菌)や腐植酸・アミノ酸などが植物に与える影響をしりました。資材購入のため、ネットや農協にも買いにいきました。また、種も岡崎にあるK種苗店にも足を運びました。ブロッコリー一つとっても、種まき時期や収穫時期が違います。ホームセンターで種を買うのは辞めて、これからは少し遠いのですが、K種苗店で購入することにします。店の人が親切に教えてくれました。  

 秋冬野菜に期待です。

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バッカス動物病院

住所:愛知県岡崎市中町東丸根240

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