今年初のブログとなります。今回は農業4として、野菜の話をします。昨年は、とてつもない猛暑で、野菜作りが大変だった話をしました。秋になっても気温がさがらず、秋野菜も生育不良となり、また、害虫被害も深刻となりました。何とか生き残った株に期待しましたが、今度は一気に冬の気温となり、野菜の生育温度を下回ってしまいました。私は、ズボラな自然農法をしていますので、農薬、肥料、虫よけネット、保温資材などしていませんでした。昨年までは、それでも家で食べる位はなんとかなりました。しかーし、今年はダメです。白菜、キャベツは作り直しましたが、生育不良で、葉が巻きません。大根は太りません。人参はアゲハ蝶の幼虫にボロボロにされ、まき直しをしたら、ちんちくりんの可愛い人参。家庭菜園してても、自分の食べる野菜もままならない状況になっています。

 ただ、この苦難を乗り越える知恵も身につきます。昨年の苗作りに苦労した分、苗作りのノウハウを活かすことができました。玉ねぎ苗が上手くいきました。畑では、玉ねぎは順調に育っています。収穫が楽しみです。家庭菜園されている方は知っていますが、ブロッコリーはスーパーでは、一番花蕾が売られていますが、同じ株からまだ収穫できます。小さくはなりますが、2度、3度収穫できるやさいです。必ず作ります。

 同じアブラナ科の野菜のキャベツも同様、収穫できる大きなキャベツを取った後、脇から小ぶりですが、またキャベツが収穫できます。白菜はスーパーで売られている、しっかりと巻いた白菜でなくても、外葉から剝いていけば、十分食べれます。 

 今年は野菜が高いのは当たり前です。農家さんも大変だとおもいます。やっているから解ります。どんな事でも、【知る】事が大事だとおもいます。「手がかかる.手間賃」どんな職業でもそうではないでしょうか。さて、2月から、夏野菜の苗作りが始まります。特にトマトです。『接木苗』を作ります。『接木苗』は根っこ部分は病気に強い品種で、上部は美味しい品種を文字通りつなぎます。根・上部の二つの苗を一つにします。ホームセンターでは結構な値段で売られています。それを自分で作ります。マニアックな事をするのも楽しいです。豊作であれば、皆さんにも食べてもらいたいです。味はわかりませんが、安心、安全なのは間違いありません。また、次回のブログをおたのしみに。

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バッカス動物病院

住所:愛知県岡崎市中町東丸根240

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